新型コロナウイルスに罹患して長期間仕事を休まなければいかなかった方は
加入している健康保険から傷病手当金を受け取れます。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/honbu/g2/cat230/201001/k_shoute201001.pdf
こちらのアドレスで申請書をダウンロードして申請しましょう。
注)健康保険の申請書類は加入している保険組合で違っています。
この記事では協会健保の場合を基に書いていますが
他の組合でも記入内容に大きな違いはありませんので参考にしてください。
1.傷病手当の内容
- 対象者:社会保険加入者・給与所得を受けている国民健康保険加入者
本来、国民健康保険では傷病手当を受け取れませんが
新型コロナウイルス感染症に限っては
給与所得者の国民健康保険加入者=アルバイトも対象となります。
ただし、給与所得が条件ですので
働いていない方
働いていても自営業者
は対象外です。
- 対象期間:連続して4日以上休んだ4日目から復帰するまで。
3日間の休みの場合は対象になりません。
- 給付金額:(普段の給料-休業中の給料)×2/3
普段30万円・15日休業・当月給与15万の場合
(30万-15万)×2/3=10万円給付
2.必要書類
・傷病手当金支給申請書
病院やクリニックでPCR検査を受けた場合は
申請書以外に必要書類はありません。
・療養状況申立書
保健所などでPCR検査を受けた場合は必要になります。
下のリンクからダウンロードしてください。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/file/ryoyojokyo-crn.pdf
3.申請書の記載
- 申請書1枚目
自分の情報と給付金を振り込んでもらう口座の情報を記載します。
- 申請書2枚目-1
傷病名:「新型コロナウイルス感染症」と記入
初診日:「初めて病院に行った日」を記入
を記載します。
- 申請書2枚目-2
病気ですか怪我ですか:病気なので「1」
発病時の状況:「初期症状(発熱・味覚障害など)」を記入
休んだ期間:休日などは考慮せずに単純に「休み始めた日」と「最後に休んだ日」を記入
- 申請書2枚目-3
休んだ期間に給料や他の給付金を受け取っていなければ全て「いいえ」
- 申請書3枚目
3枚目は事業主が記入するので自分では何も記入しません。
事業主に申請する期間を伝えて記入してもらいましょう。
- 申請書4枚目
4枚目はお医者さんの記入するページです。
PCR検査をした病院に提出して記入してもらってください。
- 療養状況申立書
保健所でPCR検査を受けた場合は4枚目のお医者さんの証明書がもらえないので
代わりに「療養状況申立書」を添付します。
色々と欄が有りますが以下の内容を記載するだけで構いません
・自分の情報
・休んだ期間
・⑥に症状が出てから保健所でPCR検査を受けるまでの状況とその後の経緯
例:令和2年10月1日に発熱し○〇クリニックを受診、クリニックの指示で10月2日に△△保健所でPCR検査、10月4日に保健所から陽性の為自宅療養の連絡、10月20日保健所から療養解除の連絡
申請書がそろったら加入している保険組合に郵送しましょう。
申請から半月~1ヶ月ほどで手当てが振り込まれます。